なぜ調律が必要?
一台のピアノには、約230本もの弦が張られています。
弦1本の平均張力は約90Kgあり、時間の経過とともに伸びて狂いが発生します。
又 温度湿度の変化によってピアノに使われている木材や金属も変化します。
そのため、最低年に1回は調整する必要があります。
これが調律です。
ピアノを使っていないからといって放っておいてはいけません。
お手入れを怠っていると、人間の病気と同じで、
どんどん症状が重くなってしまいます。
私の思う調律
調律という仕事はどんな作業をやっているのでしょうか?
ポンポンと音を出して音程を合わせる作業だけのことを調律と言うのではありません。
- 1.調律 = 音程をきれいにする
- 2.整調 = 鍵盤アクション機構等の動きを整える
- 3.整音 = 音色等をきれいに整える
この互いに関連しあった三つの作業を合せて、始めて「調律」と言うと私は思います。
音だけ合わせて「はい!終わり・・・」という調律が多いように感じるのはとても寂しい気がします。
この3つの作業をきちんとやってあげるとピアノは変わります。
見違える様に変わります!
プロフィール
- 1980年
- 玉川大学文学部芸術学科音楽科卒業
- 1980年
- (株)河合楽器製作所 ピアノ調律技術者養成所入所
- 1981年
- (株)河合楽器製作所入社
- 1988年
- 社団法人 日本ピアノ調律師協会 入会
- 1995年
- (株)河合楽器サービスセンターにおいて「新潟県民会館」「テルサ」「ユニゾンプラザ」「りゅーとぴあ」の保守点検、調律を担当
- 2000年
- (株)河合楽器製作所退社 田中ピアノサービス設立
- 2004年
- MPS(Master Piano Sales & Services)取得
- 2004年
- スタインウェイ会会員
〒956-0851 新潟県新潟市秋葉区金沢町4-1-17
TEL 0250-21-0702
t.tetsuaki@gmail.com
一般社団法人 日本ピアノ調律師協会会員
スタインウェイ会会員
田中哲明
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